専門家から見たSpina スピーナの優位性

「座る」という行動を突き詰めた椅子、高級オフィスチェア「Spina」。
理想を追究するその姿勢は、専門家からも高い評価をいただいております。
ここでは、そのコメントをご紹介いたします。

グッドデザイン賞審査委員  村田 智明氏のコメント

「このスピーナは違った。日本人の体格や座り方を観察することで、今までに無い新しいアプローチの椅子が出来上がった。これは日本のオフィスチェアが初めて世界へオリジナルとして発信できる記念すべきプロジェクトであったように思う。事実、ほとんどのメーカーの椅子は深く座り、かつ直立という姿勢を前提に作られているが、観察によれば、オフィスチェアメーカーの推奨する理想的な着座を行っている人は3割しかおらず、浅掛けが多数。そんな、ダメな姿勢に基準のほうを合わせて、リアルな椅子を創ろうというところが実に日本的だ。具体的には少し浅めに座っても、腰を前に押し出す機能で、心地よいテンションが腰に届くという仕掛け。また、立ち上がろうとすると押し上げるように起立サポートしてくれる。これもアッと驚かされる。まさに、椅子が人の動きに合わせた動きをしているように思える。しかし、テンションを与える背には当然、摩擦が生じる。そのための新しい背の材質がエラストマーであり、その形状はこれまでに見たことのないリブ構造だ。これによって、世界的流行のメッシュ素材におもねることのない、このカタチを生むことになった。計算高い戦略でもない、必然から生まれた日本発オリジナルのカタチに出会えたことが嬉しかった」

公益財団法人日本デザイン振興会編著 (2008)  「私の選んだ一品 鼠ノ巻 グッドデザイン賞審査委員コメント集⑦」株式会社阪急コミュニケーションズ